キャビテーションとは、超音波で脂肪細胞膜を破壊することで脂肪を減らすことができ、その結果部分痩せが可能になる施術です。普通のダイエットでは落とすのが難しいセルライトも柔らかくする効果があります。ただ、気になるのが、施術後に筋肉痛が起こる場合があると言われていること。これは本当なのでしょうか?

キャビテーションに健康被害はあるのか

キャビテーションによる悪影響が心配な方へ

近年、全国のエステサロンで導入され始めたキャビテーションという痩身機器の名前を耳にしたことがあるかもしれません。キャビテーションの施術なら、脂肪の塊である厄介なセルライトをかなりの確率でなくすことができるので、現在、多くの美容エステで施術が実施されています。

ですが、効果が高いだけに、健康被害があるんじゃないかと心配になる人もいるのではないでしょうか。スポーツや筋トレ後のような筋肉痛が起こるのだとすれば、利用するのもためらってしまいますね。

キャビテーションは痛みのない安心な痩身法

脂肪を減らすには、脂肪吸引という方法もあります。ですが、こちらは手術をすることになりますので、キャビテーションの方が気軽にできるダイエット法です。

1回の施術で効果が出なかった場合でも、脂肪は燃焼しやすい状態になっていますし、何回か続けることで脂肪が取り除きやすくなっていきます。マシンを体の外から当てるだけというやり方なので、もちろん、施術時に筋肉痛を感じることはありません。

破壊された脂肪細胞は排出されて数が少なくなり、ダイエットのようなリバウンドが起こりにくいのもメリットです。

一般的なダイエット法のデメリット

一般的にダイエットをしたいと思ったら、糖質制限でカロリー摂取を控えたり、トレーニングやエクササイズで腹筋や下半身を鍛えたり、といった方法が考えられます。体を動かし、取り入れるエネルギー以上に消費して、基礎代謝を上げれば、体脂肪が燃えやすくなるわけです。

しかし、こういった方法では、がんばればがんばるほど、筋肉痛がつきものです。せっかくフィットネスやジムに通っても、理想のスタイルを実現する前にダイエットを挫折してしまうことも多々あります。

また、体に無理なく行える有酸素運動なら筋肉痛の心配をすることなく脂肪燃焼できますが、毎日のウォーキングやジョギングはある程度の時間を必要とするもの。天候や気温に左右されてしまうのも難点です。

安全性を知るためにもキャビテーションの仕組みを知ろう

キャビテーションは、痩せたい部分の肌に超音波を照射して体内の脂肪細胞に働きかける機械を使用します。超音波や光を当てる、という言葉を聞くと体への悪影響を心配する方もいるかもしれませんが、非常に安全な施術です。筋肉痛を伴うような多くのダイエットメニューとは、脂肪を減らす仕組みが異なります。

キャビテーション施術が行われている体内では、次のような現象が起こっています。まず、機器から発せられた超音波が体内の水分に働きかけて、水分を多数の気泡にします。その気泡が弾ける際に脂肪細胞を壊し、ガチガチのセルライトさえ乳化させてしまいます。そして、血流やリンパに押し流されて肝臓に運ばれ、分解された上で排出されます。これが、超音波が脂肪を減少させる仕組みです。

しかも、脂肪細胞以外の組織には作用しないので、筋肉痛はもちろんのこと、体への悪影響はありません。副作用の症状も報告例がありませんので安心ですね。

ここがポイント!
キャビテーションは、身体への負担が小さく、しかも痛みも少ない施術法であり、ほとんど健康被害の心配がないのです。

実は施術の後で筋肉痛になることはある

キャビテーションは超音波を当てるだけなので、痛みはありません。脂肪吸引手術のように体に負担がかかりませんので、リスクの少ない痩身方法です。1回の施術で効果を実感される方もいますが、週1~2回の施術を5回ほど繰り返すと、脂肪が落ちていく効果を十分に得ることができます。

ただし、キャビテーションをした後には、筋肉痛のような痛みやしびれがでることがあります。といっても、我慢できないような激しい痛みではありませんし、生活に支障が生じてしまうほどのものではありません。筋肉痛は時間が経過すると改善していきますので、過度に心配しなくても大丈夫です。

血管疾患を持つ人はキャビテーションを受けられない

容易に脂肪を減らせるというダイエットの強い味方キャビテーションにも、注意すべき点がありますリスクの少ない痩身法と言われているキャビテーションであっても、ある程度は身体に負担がかかってしまうのです。

特に気をつけたいのは、血管疾患を持つ人です。というのも、キャビテーションがいくら負担の軽い脂肪解消法だとしても、血管等にはある程度の負担がかかります。つまり、血管疾患を持つ人にとってはリスクが大きくなってしまうのです。ですから、筋肉痛の心配なく脂肪を減らせる方法とはいえ、身体が不調な人や疾患を抱えている人は、行うべきではありません。

避けた方がよいの体の状態 生理中、妊娠中
疾患を抱えている アトピー、皮膚疾患、糖尿病、心臓疾患

ただ、クリニックなどの施設によっては、施術可能な場合もあるので、最寄りの施設に相談してみましょう。

美容エステでキャビテーションが用いられる理由

セルライトに効きやすい施術であるキャビテーション

若い頃は、たとえ太ったとしても、食事制限や運動をすればすぐに脂肪が落ち痩せることができていたかもしれません。筋肉痛を心配することもなく、体を動かすダイエットに励めたのではないでしょうか。

しかし、年齢とともに代謝が悪くなり、痩せにくくなるのは確かです。必死にダイエットを頑張り続けても、なかなか脂肪が減らず、それどころか筋肉痛が出るばかり。体重が減らず、お腹回りや足の脂肪がなくならないという人は、セルライトができている可能性が高いです。

キャビテーションで解消できるとされるセルライトはどんなもの?

女性の場合、年中何らかのダイエットを行っている人は特に珍しくありません。ですが年中励む人の中で、続けても続けても効果が出ないという人は注意が必要です。

というのも、脂肪の頑固な塊であるセルライトができていて、ダイエット効果が出にくい体質になってしまっている可能性があるからです。また、筋肉痛と引きかえにようやく体重が減ったと思っても、脂肪が多いお腹回りや太ももといった部位は全然痩せず、実は他の部位ばかり痩せていた、という人も要注意です。

セルライトとは?
脂肪が集まった上に、それが固くなってしまったという強固な脂肪の塊です。

いくら疲労や筋肉痛が出るほどに運動をがんばってもセルライトを解消できず、結局ダイエットを断念するケースも少なくないのです。つまり、セルライトをなくさない限り、通常のダイエットで期待するようなカラダとなるのは、難しいと言えるのです。

キャビテーションならセルライトの解消も◎

もっとも、そんな挫折のもととなりがちなセルライトを解消する方法があります。それが、キャビテーションと呼ばれる方法。超音波振動を直接脂肪の塊に送り込み、それで分解を促すという施術です。

ダイエットをする上で厄介なセルライトですが、キャビテーションを行うことで、解消しやすくなります。ちなみにキャビテーションとは、脂肪に超音波を当てて分解するという脂肪分解法であり、施術中には筋肉痛のような痛みもなく、傷跡も残らない、という簡単で優れた方法です。

しかも狙った部位をきっちり部分痩せできるので、最近では数多くの美容エステにキャビテーションマシンが置かれています。

ダイエットをあきらめていた人にもキャビテーションはおすすめ

今までエステサロンへ通ってもなかなか効果が出なくて続けられなかったという方も、この施術なら脂肪減少の即効性があることで有名なので、ご安心ください。たった一回の施術だけで数センチウエストやヒップが小さくなったという事例も!筋肉痛の負担なく、効果がすぐに目に見えることで、最後まで目標に向けてがんばる方が多いようです。

大事なポイント!
また、施術後のマッサージで効率よく老廃物を外に出すことも大切です。筋肉痛を伴うほどの運動は必要ありませんが、軽いストレッチやセルフマッサージを行うと、代謝をアップさせ、脂肪の排出を促進できます。

更に、一回の施術だけで終わってしまっては、せっかく筋肉痛なく柔らかくできた脂肪細胞が固まってしまうので、目標のプロポーションになれるまでは一定期間継続しましょう。回数を重ねて通うと、効果のアップやサイズの維持、リバウンドの予防が期待できます。

【豆知識】関節のなる音もキャビテーション

関節のポキポキ音はキャビテーションによるもの

もともとキャビテーションという言葉は、空洞現象とも呼ばれているもの。筋肉痛なく脂肪を減らすという理想のダイエットの名前として、独自につけられたものではないのです。本来、液体の流れの中の圧力差によって、わずかの時間、泡の発生と消滅が起きる物理現象のことを差しています。

関節を鳴らすとポキポキと音がしますね。これもキャビテーションによるものです。関節の中には薄い膜があって潤滑液が満たされており、そのおかげで関節がなめらかに動くようになっています。

よくヒアルロン酸を膝に注射することがなされていますが、それは、不足している潤滑液を補充するためのものなのです。この潤滑油が気化する現象のことを、キャビテーションと呼んでいます。

関節鳴らしは健康に影響がない!?

ただし、関節を鳴らしたときのポキポキの音は、キャビテーションだけの音だけではないとの説も有力です。

関節の中でキャビテーションが発生した時のエネルギーが、骨などの硬いものを振るわせ、それがポキポキの音になっているのではないかという見方です。いわば、反響や共鳴が起こった結果の音だというものです。指をポキポキ鳴らす程度であれば、恐れるような健康被害が出てくるとは考えられません。

しかし、たとえば首などは、必然性もないのにポキポキするのは危険です。首は脊髄があるところですので、下手をすると生命にもかかわる事態を招きかねません。現実に手足の麻痺を起こしてしまう事例があるほどなので、気をつけましょう。